18歳の日本代表MF久保建英がレアル・マドリードに加入し、20歳の日本代表MF安部裕葵はバルサに加入。スペイン屈指の名門2クラブに日本人選手が加入したことは、国内外で大きなトピックとなっている。
マルティン・ウーデゴール以来の注目度とされる久保と、契約解除金が最大で約125億円に達する安部。両者ともに一定以上の期待を寄せられている。しかし、サッカー界には若い時から期待を寄せられ「神童」と呼ばれながらも、その期待に応えられなかった選手たちがいる。今回は、そんな5人の選手をご紹介する。
フレディ・アドゥー
国籍:アメリカ/ガーナ
主な所属クラブ:ベンフィカ、モナコ
「ペレ二世」などと呼ばれたアドゥーは14歳10ヶ月でプロデビューした、正に神童中の神童だ。しかし、ベンフィカに移籍してから結果が出ず、期限付き移籍を繰り返して母国に復帰。その後ブラジルやセルビアのクラブを経て、現在はフリーとなっている。
ガイ・アスリン
国籍:イスラエル/スペイン
主な所属クラブ:バルセロナ、マンチェスター・シティ
イスラエルの至宝はバルセロナBで長くプレー。ジョナタン・ドス・サントスらとともにプレーしてトップチームに招集された経験を持つ。その後マンチェスター・シティに移籍したものの、結果を出せず、流浪の民に。昨年5月末にカザフスタンのカイラトを退団してからフリーとなっている。
マルコ・マリン
国籍:ドイツ/ボスニアヘルツェゴビナ
主な所属クラブ:チェルシー、セビージャ
小柄なドリブラーであることから、「ドイツのメッシ」と呼ばれることもあったマリン。ブレーメンからチェルシーにステップアップしたものの、ポジションを獲得するには至らず、その後はセビージャやフィオレンティーナなどへの期限付き移籍を繰り返す。現在はレッドスター・ベオグラードでプレーしている。
森本貴幸
国籍:日本
主な所属クラブ:カターニャ、ノバーラ
15歳10ヶ月でプロデビューを果たし、15歳11ヶ月でJ1初得点。さらに16歳でJリーグ最優秀新人賞を受賞するなど、まさに怪物だった。その後活躍の舞台をイタリアへ移し、カターニャではサポーターからも愛される存在となり、キャプテンを務めたことも。ノバーラやアル・ナスルを経て日本に復帰。ジェフユナイテッド市原・千葉、川崎フロンターレでプレーし、現在はアビスパ福岡に所属している。
ボージャン・クルキッチ
国籍:スペイン/セルビア
主な所属クラブ:バルセロナ、ローマ
16歳でバルセロナのトップチームデビューを果たしたボージャンは、クラブの未来を背負って立つ存在として大きな期待を懸けられていたものの、思うように気かが出せず、ローマへ移籍。一時はバルセロナに戻ったものの、その後はストークに籍を移すと期限付き移籍を繰り返し、現在もストーク所属のままだ。
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