ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェは一転してクラブ残留に大きく傾いているようだ。現地時間1日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。
下部組織時代からナポリ一筋のキャリアを過ごしているインシーニェの去就を巡っては、昨年に代理人をマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを顧客に持つミノ・ライオラ氏に変更したことに伴い、周囲で去就の話題が持ち上がっていた。
また先月18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ・アーセナル戦では途中交代した際の振る舞いから、カルロ・アンチェロッティ監督のもとで満足していないという見方が広まるなど、今夏退団報道が過熱していた。
しかしインシーニェは1日午前、代理人のライオラ氏、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長、アンチェロッティ監督などを交えて会談を行った模様。
また同選手は改めてナポリで今後もプレーする意思を示しており、クラブとの契約期間も2022年夏まで延長する方向で話し合いが進んでいるようだ。
バイエルン・ミュンヘンやアトレティコ・マドリードをはじめビッグクラブから熱視線を注がれていたインシーニェではあるが、これまでの周囲の報道と大きく異なる方向に物事が動いているようだ。
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