バルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツは将来的にバルセロナを離れることを考えているのかもしれない。現地時間23日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ブスケツはバルセロナのカンテラ(下部組織)出身であり、2008/09シーズンにトップチームに昇格すると、中盤アンカーのポジションで替えの利かない存在としてチームを支えると、これまで3度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や7度にも渡るラ・リーガ優勝など数多くのタイトルをもたらしている。
また同選手は昨年9月に2023年夏までの新契約を締結しており、5億ユーロ(約660億円)の契約解除条項が盛り込まれている。
ただ現在30歳のブスケツは「将来については予想できないよ。ただ僕はアメリカのファンだし、アメリカの地におけるフットボールは発展し続けているよ」
「競争的なスタイルやプレーオフ制度は僕が慣れている環境とは異なるし、それが僕にとっては魅力的だ」と語っており、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)参戦を視野に入れているようだ。
なお、ブスケツは以前にもバルセロナでキャリアを終える可能性が低いことを示唆するような発言を行っており、その際には移籍先としてアメリカのみならずカタールや日本の名前もあげていた。
なおバルセロナは今夏にアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの加入を内定させている。このデ・ヨングの起用法次第では、もしかしたらブスケツは自身の将来についてさらに深く考えることになるかもしれない。
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