レアル・マドリードはパリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオ獲得の可能性を否定しているようだ。現地時間4日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
PSGとの契約が来夏で満了を迎えるラビオの去就を巡っては、クラブとの契約延長交渉において年俸面で合意に至らず、来夏までのクラブ退団が決定している。
またクラブ首脳陣が契約延長交渉が破断した直後に、同選手を公式戦に出場させない方針を示していたことから、今冬にバルセロナへ移籍する可能性が伝えられていた。
しかしバルセロナはアヤックスからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの今夏獲得を決めていることもあり実現には至っておらず、一時プレミアリーグの複数クラブからの関心が伝えられていた。
その中、今週に入ってラビオはバルセロナでなくマドリードとすでに口頭合意に達しているとフランスメディア『Canal+』が伝えていた。
しかし複数のスペインメディアが伝えるところによると、同クラブがラビオと合意した事実はなく獲得に向かうこともないものとみられる。
なお同選手は先月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・マンチェスター・ユナイテッド戦が行われた夜にバーにいたという情報も飛び交うなど、問題行動を起こしている。このような一面がもしかしたら来季の所属クラブが決まらない要因となっているのかもしれない。
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