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ローマ、モンチSD退任の余波が… 仏代表MFが今夏プレミア復帰を熱望

ローマのスティーブン・エンゾンジ 写真提供:GettyImages

 ローマのフランス代表MFスティーブン・エンゾンジは今夏にクラブを離れる可能性があるようだ。現地時間19日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 エンゾンジは2015年夏にストーク・シティからセビージャに加入すると、当時セビージャのSD(スポーツディレクター)を務めていたモンチ氏が2017年4月にローマのSDに就任した関係もあり、昨夏にローマへと引き抜かれている。

 ただそのモンチSDが今月6日のチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・ポルト戦で敗れた後にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督とともにクラブを去っていることもあり、同選手の去就も不透明になっているようだ。

 そのエンゾンジは現在子供がイングランドに住んでいることもあり、プレミアリーグ復帰を望んでいる模様。ただ現時点ではオリンピック・マルセイユしか関心を示していないものとみられ、実現の可能性は高くないようだ。

 これまでMFラジャ・ナインゴランやMFケビン・ストロートマンをはじめ複数の主力を放出したモンチ体制の終焉とともに、ローマは再び編成面でリスタートを強いられることとなりそうだ。