3月14日に発表されたEURO予選、モルドバ戦とアイスランド戦に向けたフランス代表メンバー。世界最強国らしく、招集メンバーには世界最高峰の選手たちが名を連ねている。だからこそ、レベルは高いが招集されていない選手も多い。そこで今回は、他国であれば間違いなく招集されているであろう5選手をご紹介する。
アイメリク・ラポルテ
クラブ:マンチェスター・シティ
マンチェスター・シティというハイレベルな集団の中で、しっかりと出場機会を確保しているラポルテすら、フランス代表招集外だ。CB、SBを高いレベルでこなし、高いビルドアップ性能と空中戦の強さを兼ね備える彼は、他国なら間違いなく招集されているだろう。大柄な左利きのCBは貴重だ。
スティーブン・エンゾンジ
クラブ:ローマ
フランス代表の競争は熾烈だ。エンゾンジのような実績と実力を兼ね備えた選手でも、タンギ・エンドンベレのような優秀な若手にポジションを奪われてしまう。ロシアワールドカップ(W杯)では貴重な戦力だった同選手が、早くも代表招集外だ。高さ、巧さ、賢さを兼ね備える彼は、他国なら間違いなく招集されているだろう。
セバスティアン・ハラー
クラブ:アイントラハト・フランクフルト
便利屋のような扱いを受けているハラーだが、今シーズンの彼の優秀なパフォーマンスを観れば、その扱いはやめるべきだとわかるだろう。リーグ戦、ヨーロッパリーグ、その両方で好調を維持し、チームの貴重な得点源にもなっている。彼の活躍にはインテルやローマといったビッグクラブも目をつけているとされている。A代表デビューに値する選手だ。他国なら間違いなく招集されているだろう。
アレクサンドル・ラカゼット
クラブ:アーセナル
決して体格に恵まれているわけではないが、きっちりとポストプレーをこなし、下りてきて組み立てにも参加可能、。エリア内でも細かいプレーを苦にしないラカゼットだ。しかし、彼もフランス代表招集外だ。もちろん、体格的に優れたCBには当たり負けするときもあるが、彼には高いシュートセンスと落ち着きがある。彼もまた、他国なら間違いなく招集されるべき選手だ。
リュカ・エルナンデス
クラブ:アトレティコ・マドリード
彼もラポルテと同様に、世界的に貴重な左利きのCBだ。ラポルテ同様、SBも高いレベルでこなすことができる。ラポルテほどのフィード能力はないが、縦への推進力や攻撃面に関する能力は非常に高い。他国では間違いなく、代表に選ばれる選手だろう。攻守のバランスの取り方が上手になれば、クラブ、代表、ともに出番は増えるはずだ。
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