Jリーグ

大阪での金Jが豪華顔触れに…! Jリーグ開幕節で起こった出来事5選

今週末からはじまったJリーグは開幕ゲームとなったセレッソ大阪対ヴィッセル神戸をはじめ大いなる盛り上がりを見せている。今回はその開幕節における記録や出来事を5つ紹介する。


J2初挑戦の2クラブが好スタート

J2リーグ
鹿児島ユナイテッド 4-3 徳島ヴォルティス
琉球FC 3-1 アビスパ福岡

J2初挑戦を果たしている鹿児島ユナイテッドFCと琉球FCが開幕節から番狂わせを演じた。琉球FCは今季も上位争いが予想され、スペインやイタリアで実績を持つファビオ・ペッキア新監督を迎えたアビスパ福岡と対戦。後半にカウンターの局面からPK獲得に成功すると、これを鈴木孝司が落ち着いて決めるとその後にも追加点をあげ勝利。また鹿児島ユナイテッドFCは徳島ヴォルティスとの一戦で後半に7ゴールが生まれる乱戦を制して好スタートをきった。


大いに盛り上がった開幕ゲーム

セレッソ大阪 1-0 ヴィッセル神戸

今季のJリーグは大阪で開幕。セレッソ大阪がホームのヤンマースタジアム長居にヴィッセル神戸を迎え撃つ構図となった。この一戦では元スペイン代表FWダビド・ビジャ、MFアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが出場したこともあり42221人ものファンがスタジアムに詰めかけており、セレッソ大阪の開幕ゲームで過去最多の観客数となっている。またハーフタイムには人気アイドルグループ「NMB48」がピッチに登場し新曲を披露するなど、試合以外でも見所満載の一戦となった。


開幕ゲームは因縁の対決に

セレッソ大阪の開幕ゲームが大きな注目を浴びる要因としてヴィッセル神戸の豪華布陣が挙げられるが、それ以外にも今オフにセレッソ大阪からヴィッセル神戸に移籍したMF山口蛍がいきなり古巣と相対したことにも注目が集まった。試合では同選手がボールを持つたびにスタンドのファンは大きなブーイングを浴びせていた。そして試合後にはセレッソサポーターのもとに挨拶に来た山口に対してまたしてもブーイングを浴びせるファンと、「ほたる」とコールするファンが半々になるという状況になっている。


3シーズン連続開幕戦ゴール

鹿島アントラーズ 1-2 大分トリニータ

18分 藤本憲明(大分トリニータ)
48分 伊藤翔(鹿島アントラーズ)
69分 藤本憲明(大分トリニータ)

一時期はJ3に在籍していた大分トリニータは昨季、J2屈指の攻撃力を武器に6年ぶりとなるJ1昇格を果たしている。その大分トリニータは昨季のアジア王者である鹿島アントラーズといきなり開幕節で激突したものの、FW藤本憲明が3シーズン連続となる開幕節ゴールを決め3ポイント獲得に大きく貢献した。なお同選手は鹿児島ユナイテッドFC在籍時(J3所属)の2016年、昨季の大分トリニータ(J2所属)に続き、異なるカテゴリーで3年連続となる開幕弾を挙げたこととなった。


北海道コンサドーレ札幌サポーターが…

湘南ベルマーレ 2-0 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌はアウェイで湘南ベルマーレとの開幕ゲームに臨み2失点で敗戦を喫している。この一戦では昨シーズン限りでチームを離れていたDF横山知伸に対してサポーターが「頑張れ横山知伸 回復を祈っている」という横断幕を掲げている。また川崎フロンターレも先週末に行われた「FUJI XEROX SUPER CUP 2019」で「ピッチで待ってるぞ! ヨコ!」とエールを送っている。昨年末から脳腫瘍により闘病生活を送っている同選手に対して数多くのサポーターが再びピッチに戻る姿を待ち望んでいることだろう。