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「上田綺世を売却すべき、当然だ」「彼よりはるかに多く得点している」現地記者が指摘

上田綺世 写真:アフロスポーツ

 日本代表のFW上田綺世とDF渡辺剛が所属するオランダ1部エールディビジのフェイエノールト、シーズン開幕から序盤は首位に位置していたが、上田のパフォーマンスの低下もあってか、現在は首位から陥落し、2位争いを繰り広げている。そんな状況の中、上田を巡り、クラブ外で議論が起きているようだ。上田に多額のオファーが届いた場合の対応について、現地記者が明確な見解を示した。

 オランダメディア『VoetbalPrimeur』は、同国メディア『De Telegraaf』のバレンタイン・ドリーセン記者が、『De Telegraaf』のポッドキャスト「Kick-off」内で発言した内容を取り上げた。

 「好条件のオファーがあればフェイエノールトは上田を売却すべきか」との問いを受けた同記者は、「もちろんそうすべきだ、当然だ」と断言した。「フェイエノールトにはFWカスパー・テングシュテットがいるだろう。彼は平均して上田よりはるかに多く得点している」とドリーセン氏は指摘した。

 現在、上田はエールディビジの得点王であるが、それでもドリーセン氏を感心させるには至っていない。「上田はPECズウォレ戦で4ゴールを決めたが、その後のヨーロッパの全試合では存在感がない。オランダ国内のPSVアイントホーフェンやアヤックス・アムステルダムとのビッグマッチでも結果を出していない」と同氏は厳しい意見を展開。

 さらに同氏は、2025年11月9日にブンデスリーガのボルフスブルクを解任されたパウル・シモニス前監督が、昨2025年夏に上田を獲得しようとしていたことにも言及している。

 ドリーセン氏は「シモニス監督は本当に何も分かっていない。夏に上田へ1,000万ユーロ(約18億円)を提示して、自らを完全に笑いものにした」と述べた。

 これは、上田に対して1,000万ユーロを提示した判断そのものが誤りであり、同監督が選手を見る目がなかったという趣旨の強い批判と受け取れる発言だ。

 同氏の発言が間違ったことだと証明するために上田の奮起に期待したいところだ。