
かつてセレッソ大阪、ジェフユナイテッド千葉に在籍していたFWケンペスは、シャペコエンセ所属時の2016年11月、ラミア航空2933便墜落事故に遭い死去。そのケンペスの息子であるMFジョアン・ケンペスが16歳でプロデビューを果たしている。
ジョアンはブラジル出身であるが、4歳の頃に父が千葉でプレー。日本のサッカースクールで初めてボールを蹴ると、8歳でグレミオの下部組織に加入し、14歳まで在籍。その後サン・ジョゼでプレーし、2024年11月に名門インテルナシオナルへ加入。2025年はU17チームへ昇格したばかりながらチームの中心選手として活躍。同年8月にはトップチームの練習に参加し、10月にプロ契約を結んでいる。
そんなジョアンは、2026年1月31日に行われたリオグランデ・ド・スル州選手権第6節でプロデビュー。本人はインスタグラムで「正直、何から話せばいいのか分かりません。まずは神様に感謝し、そして家族に感謝したいです。これまで本当に多くのことを経験し、悲しい時間もありましたが、それでも家族は一度も僕を支えることをやめませんでした。この瞬間が訪れるように必死に努力してきましたし、神様のおかげでそれが実現しました」と喜びをあらわにしている。
なお、ジョアンは2025年12月にブラジル『GZH』のインタビューで、父や家族に言及。「今は、父がより良い場所にいると理解しています。天国から僕を守ってくれていて、とても誇りに思ってくれているはずです。何かを成し遂げるたびに父を思い出します。どんな成功にも、父はその一部として関わっています」「家族はいつも支えてくれました。事故の後、母は少し不安を感じていましたが、僕は続けました。どうしてもプロサッカー選手になりたかった。母も次第に応援してくれるようになり、今は家族の大きな支えがあります」などと語っている。
2012年から14年までC大阪や千葉でプレーし、C大阪時代に柿谷曜一朗氏やFW杉本健勇(現RB大宮アルディージャ)らとチームメイトだったケンペス。息子のジョアンについても、今は亡き父と同じく、将来的なJリーグ挑戦も期待される。
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