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石井正忠監督解任で“日本人選手冷遇”?元広島・神戸・新潟選手らに今夏パトゥム退団危機か

石井正忠 写真:アフロスポーツ

 タイ1部所属BGパトゥム・ユナイテッドは先日、石井正忠監督を解任。元鹿島アントラーズ、大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)指揮官のもと、今冬の移籍ウィンドウでヴィッセル神戸からDF松田陸、アルビレックス新潟を退団したMF高木善朗を獲得するなど、日本人路線化を進めていたが、監督交代直前から異変が発生。MF野津田岳人らも含めて、2025/26シーズン終了後の日本人選手の去就に影響が出る可能性もあるとみられる。

 パトゥムはタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(元北海道コンサドーレ札幌・川崎フロンターレ)やMFエカニット・パンヤ(元浦和レッズ、愛媛FC)、野津田(元サンフレッチェ広島・清水エスパルス・ヴァンフォーレ甲府・新潟)、FW土井智之らを擁する中、2025年冬に松田と高木を獲得。元Jリーガーらのもとで巻き返しを図ろうとした矢先、クラブ幹部は2月6日までに監督交代を決断。9日になって石井監督の解任が正式決定している。

 そのパトゥムは2月14日に行われたタイ1部リーグのブリーラム・ユナイテッド戦で1-3と敗北。監督交代後初のリーグ戦で白星を飾れなかったが、この一戦では、日本人選手が全員スタメンから外れ、高木、松田、土井がベンチ入り。野津田は今季ここまで16試合でスタメン出場していたが、前節に引き続きベンチ外となっている。

 また、土井も今季ここまでリーグ戦14試合のスタメン出場で8ゴール1アシストと結果を残していたが、野津田と同じく前節に引き続き出番なし。新戦力では松田こそ途中出場したものの、高木は終始ベンチを温めていた。

 このようにブリーラム戦で日本人選手のプレータイムが少なかったことは、石井監督の解任による影響とみられる。また、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、一部の日本人選手は2026年夏に契約満了。新指揮官による今後の起用法次第では、一部選手が今季終了後に退団する可能性も考えられるところだ。