
ジュビロ磐田出身の日本代表FW後藤啓介は現在、アンデルレヒトからシント=トロイデンVV(STVV)へ期限付き移籍中。ベルギー1部得点王争いに加わるなど鮮烈なパフォーマンスを発揮し、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表入りも視野に入っているが、ここに来てアンデルレヒト復帰の可能性が浮上。本人はブンデスリーガなど欧州5大リオグランデへのステップアップ移籍を意識しているが、元ヴィッセル神戸指揮官であるトルステン・フィンク氏の去就に左右されるとみられる。
後藤はアンデルレヒトのトップチームで出場機会に恵まれず、2025年夏にフランスとドイツのクラブから完全移籍によるオファーが届くなか、STVVへ移籍。2025/26シーズンはここまでリーグ戦21試合の出場で8ゴール2アシストと、絶対的なストライカ-として結果を残している。
同選手は「僕の中では、ブンデスリーガが次のステップだと思っている」と語るなど、かねてからステップアップ移籍を熱望。英メディア『ガーディアン』のベンス記者も「彼は間違いなく、より高いレベルでプレーできるポテンシャルを秘めた選手である。欧州5大リーグへ移籍するだろう」と伝えている。
ただ一方で、ベルギーの移籍市場に精通したサシャ・タヴォリエリ氏によると、アンデルレヒトはベスニク・ハシ監督の後任候補にフィンク氏をリストアップ。すでにクラブ内部で議論が行われているが、神戸、STVV監督時代に多くの日本人選手の指導に当たっていただけに、後藤のクオリティーを高く評価し、アンデルレヒトの2026/27シーズンの構想に入れる可能性があるとみられる。
なお、ベルギー『ラ・デルニエール・ウール』で1月16日に掲載されたインタビュー記事によると、後藤は「アンデルレヒトでプレーすることも選択肢の一つ」としつつも、「僕が望んでいた出場時間が得られなくなってしまう」と出場機会限定の可能性を危惧。ただ、フィンク氏の監督就任となれば、この不安は杞憂に終わるかもしれない。
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