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リバプール遠藤航に「うんざり」W杯日本代表招集もベンチ要員か!佐野航大・海舟ら台頭

遠藤航 写真:アフロスポーツ

 リバプール所属MF遠藤航は、日本代表DF冨安健洋擁するアヤックスへ移籍する可能性が消滅。背景にボルフスブルク移籍の可能性が報じられていたDF板倉滉の残留報道があるとみられるが、ここに来てFIFAワールドカップ北中米大会日本代表招集、不出場の可能性が取りざたされている。

 遠藤は今季ここまでプレミアリーグ6試合、リーグカップ戦2試合の出場にとどまっており、公式戦の出場時間は250分程度。MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF佐野航大(NECナイメヘン)、MF佐野海舟(マインツ)が所属クラブで出場機会を確保しているだけに、所属先でのプレータイムを選考基準のひとつとして重視している森保一監督が、遠藤をFIFAワールドカップ日本代表のメンバーから外すことも選択肢のひとつに入れていると考えられる。

 そんななか、海外メディア『all asian football』のジャーナリストであるダニーロ氏は31日に「ワールドカップでの遠藤は、リーダーシップ枠として招集するだけにして、ピッチ上では他の選手を使うだろう」とリポート。「アジアカップなどアジアの大会では、所属クラブで定期的に試合に出ている選手だけを招集すべきだ」とした上で、「無様な姿をさらす遠藤にうんざりだ」と切り捨てている。

 なお、アヤックスの補強については、オランダ『テレグラフ』が22日に「アンカー(6番のポジション)が補強ポジションだ」として、ルーカス・トレイラ(ガラタサライ)、エドソン・アルバレス(フェネルバフチェ)、マヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド)、クリスティアン・ノアゴール(アーセナル)、遠藤のリストアップを報じていた。

 遠藤を巡る状況は、移籍の選択肢が狭まり、所属クラブでの立場も不安定なまま推移している点で、これまでとは明らかに様相を異にしている。日本代表においても、出場機会を確保する他の中盤選手が台頭する中、実戦感覚を欠いた状態での招集は説得力を持ちにくい。

 リーダーシップや経験値は依然として評価される要素ではあるが、それだけで大舞台に立てる保証はない。W杯北中米大会を見据え、遠藤が再び代表の主軸として信頼を取り戻すためには、まず所属クラブで明確な役割と出場時間を確保することが不可欠である。