Jリーグ 町田ゼルビア

町田ゼルビアがイェンギ弟獲得へ!兄の争奪戦でセレッソ大阪に敗北。清水オ・セフンらの後釜か

町田ゼルビア 写真:Getty Images

 町田ゼルビアは清水エスパルスへ期限付き移籍したFWオ・セフン、それに母国復帰のFWミッチェル・デュークにかわるストライカーの確保が必要であるなか、スコットランド1部アバディーンFCからオーストラリア代表FWクシニ・イェンギの獲得を狙っていたものの、セレッソ大阪との争奪戦で敗北。今度はクシニの弟であるリヴィングストンFC所属FWテテ・イェンギの獲得に動いているという。

 イギリス『デイリーレコード』は23日に「テテ・イェンギが、日本で兄と合流する可能性が出てきた」とリポート。「リヴィングストンのフォワードである彼には、町田ゼルビアから期限付き移籍での関心が寄せられている」「町田は当初、兄の獲得を目指していたが、クシニは同じオーストラリア人であるアーサー・パパス監督が指揮を執るセレッソ大阪への加入を決断した」「運命のいたずらとも言える展開の中で、現在は弟に注目している」「リヴィングストンは近日中に放出する可能性ある」と伝えた。

 現在25歳のテテは、身長197センチで右利きのストライカ-。イングランドのイプスウィッチ、ノーサンプトン、フィンランドのVPS、KuPSを経て、2024年1月にイプスウィッチからリヴィングストンへ移籍。2024/25シーズンはスコットランド1部リーグ戦28試合の出場で4ゴール3アシスト。今季はここまでスコットランド1部リーグ戦11試合のスタメン出場で2ゴールを挙げている。

 また、『デイリーレコード』はテテとリヴィングストンの契約について「リヴィングストンが1部への昇格を決めた際に、新契約を結んだ」と報道。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、両者の契約期間は2026年5月末までだという。

 移籍市場において、理想通りの補強が常に実現するとは限らない。町田は兄クシニの獲得に失敗したが、その時点で手を引くのではなく、条件や特徴の近い弟テテへと視線を移した。この判断は、場当たり的というよりも、チームが求めるストライカー像を明確に持っているからこそ可能な修正である。

 197センチというサイズと実戦経験は、町田の戦い方に新たな選択肢をもたらす可能性がある。一方で、期限付き移籍となれば即戦力性が強く求められるのも事実だ。補強の成否は名前ではなく、ピッチ上で何をもたらすかで決まる。町田の次なる一手は、クラブの進化を左右する重要な分岐点となりそうだ。