
オランダ1部エールディビジで得点ランキング首位を独走する日本代表FW上田綺世の去就に、新たな動きがあった模様。MF遠藤航所属リバプール、アヤックス所属DF冨安健洋の古巣アーセナルなど複数のビッグクラブが関心を示す中、MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドへ移籍する可能性が浮上。フェイエノールト側が設定した具体的な移籍金も明らかになった。
ドイツメディア『フースバル・ミニスター』が1月20日に報じたところによると、現在リーズが上田の獲得に「強い興味」を示しているという。同メディアは、フェイエノールトがこの絶対的ストライカーの放出にあたり、移籍金として2000万〜2500万ユーロ(約32億〜40億円)を要求していると伝えたが、この移籍が実現すれば、田中との日本代表コンビが結成されることになりそうだ。
オランダ1部得点ランキング1位であるだけに、上田の争奪戦はすでに激化。1月上旬の時点では、ポルトガル1部の強豪ポルトや、MF三笘薫擁するブライトンからの正式オファーが報じられていた。オランダメディア『FR-FANS』によると、ポルトは2000万ユーロ(約37億円)、ブライトンは1500万ポンド(約32億円)を提示したが、フェイエノールトはいずれも拒否したという。当時、クラブ内部では上田の評価額を4000万ユーロ(約73億円)と想定しているとも伝えられ、売却には消極的と見られていた。
しかし、今回のドイツメディアの報道では、要求額の下限が2000万ユーロ、上限が2500万ユーロと伝えられている。以前報じられた4000万ユーロという強気な設定からは現実的なラインに落ち着きつつあるようだが、ポルトが提示して拒否されたとされる2000万ユーロが今回の要求額の下限に含まれている点は気になるところだ。クラブ間交渉でのアドオン(ボーナス)条件や支払い構造の違いが鍵を握る可能性がある。
上田はアルネ・スロット元監督(現リバプール指揮官)のもとでスタメンでの出場機会に恵まれなかったが、ロビン・ファン・ペルシ監督のもとでは絶対的ストライカ-として活躍。2025/26シーズンはリーグ戦18試合を終えて18ゴールという驚異的なペースで得点を量産し、リーグ得点王争いの主役となっている。当然ながら、2028年6月までの複数年契約を残すフェイエノールトにとって、上田は代えのきかないエースストライカーだ。
以前の報道では、リバプール、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといったプレミアリーグのビッグ6に加え、ドイツ、イタリア、フランスのクラブも含めた10クラブ以上が関心を寄せているとされていた。
多くの選択肢がある中で、田中碧と共に戦うリーズ行きは実現するのか。フェイエノールトが提示したとされる移籍金2500万ユーロの壁を越えるクラブが現れるかが、今冬の移籍市場の大きな焦点となりそうだ。
コメントランキング