
アルビレックス新潟在籍歴のある日本代表MF伊藤涼太郎に、新たな転機が訪れている。ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)退団が既定路線とみられる中、日本代表FW浅野拓磨擁するRCDマジョルカに続き、イングランドの複数クラブが獲得レースに参戦したという。
伊藤の去就については、スペイン紙『スポルト』などが1月1日時点でマジョルカ移籍の可能性を報道。浅野との共闘も期待されていたが、ここに来てプレミアリーグ、イングランド2部)所属クラブが名乗りを上げている。
ドイツメディア『フースバル・ミニスター』は1月22日、伊藤の去就に関する最新情報をリポート。これによると、新たにボーンマス、ノリッジ・シティ、コベントリー・シティ、シェフィールド・ユナイテッドの4クラブが、伊藤に「強い関心」を寄せている模様。コベントリーへ移籍となれば、元モンテディオ山形、セレッソ大阪所属のMF坂元達裕とチームメイトになる。
STVVと伊藤の現行契約は2026年6月までとなっており、残り半年を切っている。今回の報道でも「2026年夏にはフリー移籍が可能となる予定」とあらためて指摘されているが、STVV側としては、契約満了による「移籍金ゼロ」での流出を避けるため、この冬のマーケットでの売却を決断している模様だ。
移籍金は200万ユーロ(約3億6,800万円)程度と見積もられている。以前からベルギーメディア『HBVL』も「STVVは魅力的なオファーをすぐに拒否するつもりはない」と報じており、クラブ間交渉が進展すれば、移籍が加速する可能性もある。
伊藤本人は昨年11月、「プレミアリーグやラ・リーガでプレーしてみたい」と欧州5大リーグへの憧れを口にしていた。マジョルカに加え、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグ所属のボーンマスや、激しい競争で知られるイングランド2部の上位クラブからの関心は、本人にとっても魅力的な選択肢となるはずだ。
なお、仮に200万ユーロで完全移籍が成立した場合、国際サッカー連盟(FIFA)の規定により、育成クラブである浦和レッズ(約740万円)、水戸ホーリーホック、大分トリニータ(各約180万円)にも連帯貢献金が支払われることになる。
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