Jリーグ 清水エスパルス

乾・山原流出の影響は?清水エスパルスの今冬補強を徹底検証【J1リーグ2026】

乾貴士 写真:Getty Images

MF:評価C

IN

  • 大畑凛生(法政大学より加入)
  • 針生涼太(ユースから昇格)
  • 土居佑至(ユースから昇格)
  • 鈴木奎吾(流通経済大学より加入)
  • 井上健太(横浜F・マリノスより完全移籍)

OUT

  • 乾貴士(ヴィッセル神戸へ完全移籍)
  • 宮本航汰(愛媛FCへ完全移籍)
  • 矢島慎也(ガイナーレ鳥取へ完全移籍)

中盤は、今冬もっとも大きな変革を迎えている。まず、2022シーズンに清水へ加入し、2023シーズンにはJ2で10ゴール10アシストを挙げるなど中心選手として活躍したMF乾貴士が退団。続いて、J2優勝にも大きく貢献したMF矢島慎也やユース出身のMF宮本航汰もチームを去った。特に乾は、昨季J1でゴールやアシストといった数字こそ伸び悩んだものの、チームで唯一全試合に出場。第18節のヴィッセル神戸戦で見せた華麗な股抜きトラップなど、高い技術が健在だっただけに、惜しまれる退団となった。

一方で新加入選手に目を向けると、他クラブからの新戦力として横浜F・マリノスよりMF井上健太が加入。スピードと豊富な運動量を武器に、攻撃はもちろん前線からの守備でも貢献が期待できる存在だ。そのほか、大卒ルーキーが2名、ユースからの昇格も2名と若手育成にも一層力を入れていこうというクラブの姿勢がうかがえる補強内容となっている。

乾退団の影響は新シーズンに向けて懸念事項ではあるものの、その他の主力選手の流出は最小限に留めたと言っていい。そこへ攻守で運動量豊富な選手を加え、期待のルーキーも数多く加入したことから評価は横ばいの「C」とした。


オ・セフン 写真:Getty Images

FW:評価B

IN

  • オ・セフン(町田ゼルビアより期限付き移籍)

OUT

  • 齊藤聖七(引退)

最前線は、比較的動きの少ない冬となっている。昨季は前半戦でFW北川航也、後半戦では夏に加入したFW髙橋利樹が主軸を担い、得点源として活躍した。しかし、開幕時に注目の新戦力であったFWアフメド・アフメドフや、夏に加入したFWアルフレド・ステファンスは思うようにゲームに絡めず、不完全燃焼のシーズンに終わっている。

そんな最前線に加わったのが、町田ゼルビアから期限付き移籍で3年ぶりに復帰したFWオ・セフンだ。かつての在籍時にはFWチアゴ・サンタナがスタメンとしての地位を確立していたこともあり、出場機会は限定的であったが、2024シーズンには昇格初年度の町田で8ゴールを挙げるなど、J1でも十分に戦える実力を証明してチームに帰ってきた。

新シーズンに向けて戦力の流出はなく、そこへ町田で実績を残し自信をつけた韓国代表FWが帰還した今冬の清水。得点力への上積みはもちろん、前線で溜めをつけられる安定感が加わったことから評価を「B」とした。

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名前:大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
好きなチーム:Jリーグ全般

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