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アビスパ福岡残留のイラン代表ザヘディが訴える!「人権はどこに?」

シャハブ・ザヘディ 写真:Getty Images

 イラン代表FWシャハブ・ザヘディは、2025シーズン限りでアビスパ福岡を退団する可能性が報じられていたものの、一転して残留。本人がイランでの反政府デモに関して、自身のサポーターやSNSフォロワーなどに訴えている。

 ザヘディ本人は13日までにインスタグラムを更新。真っ黒の背景画像に、「電話はつながらない」「航空便はキャンセルされている」「世界とのつながりが断たれている」と母国の現状を明かすと、以下のように綴っている。

 「これは、単なるインターネット遮断ではありません。人々の生活そのものが遮断されているのです。では人々を助け、人々の基本的な人権を守るための人権はどこにあるのか?私たちは世界に訴えます。イランの人々の声になってください。そして助けてください」

 イランではここ数週間、全土で経済悪化や物価高騰に抗議する大規模な反政府デモが続き、治安当局の弾圧で多数の死傷者が出ている。人権団体「Human Rights Activists News Agency」によると、デモは2025年12月末に始まり、死者数は数百人から2000人以上にのぼっている模様。現地当局に1万6000人以上が拘束されたとも伝えられている。

 治安部隊は武器や催涙弾でデモ隊を解散へ追い込み、インターネットや通信を遮断するなど情報統制も強化。こうした過激な弾圧に対し、国連や国際人権団体が強い懸念を表明している一方、アメリカのトランプ大統領は抗議継続を呼びかけ、一部で軍事介入の可能性を示唆するなど国際的な緊張も高まっている。