
川崎フロンターレからベガルタ仙台へ期限付き移籍していたMF山内日向汰は12月29日、期限付き移籍期間満了により仙台を退団することが正式決定。レンタル元の川崎も退団する可能性がある。
川崎は29日、公式サイトを通じて「今季、ベガルタ仙台へ期限付き移籍しておりました山内日向汰選手の、期限付き移籍期間が満了となりますので、お知らせいたします」とアナウンス。ただ、川崎復帰や契約満了の発表はなく、本人のコメントも掲載されていない。
そんななか、本人は30日にインスタグラムを更新。川崎時代のチームメイトとのショット画像、同クラブのユニフォームを着てプレーする自身の姿などをアップした上で、「すべてに思いを馳せて」とポスト。ハッシュタグ付きで「感謝」と綴っているだけに、川崎に別れを告げた可能性も考えられるところだ。
現在24歳の山内は、川崎の下部組織や桐蔭横浜大学を経て、2024年に川崎へ正式加入。プロ1年目からJ1リーグ戦16試合に出場するなど存在感を発揮したが、2025シーズンはわずか3試合の出場。同年7月に仙台へ期限付き移籍しているが、J2リーグ戦では8試合の出場で2ゴールを挙げていた。
山内はプロ1年目からJ1で一定の存在感を示しながらも、2年目は出場機会を減らし、期限付き移籍という形で再起を図った。仙台では限られた出場時間ながら結果を残し、自身の価値を証明しつつあっただけに、今オフの去就が曖昧な形で語られている現状は、本人にとってもサポーターにとっても消化不良感が残るものである。
山内が積み重ねてきた経験が、次の舞台で正当に評価され、再びピッチ上で輝くためのチャンスにつながるのか。その行方は、静かな別れの余韻とともに、今後の発表を待つほかないのである。
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