
渡邉晋氏は2025年6月にモンテディオ山形の監督を解任されて以降フリーであるが、ここに来て海外挑戦の可能性が浮上。ベガルタ仙台、レノファ山口も率いていた指導者に韓国方面からの関心が取りざたされている。
韓国『FMコリア』は12月26日、渡邉氏に同国1部・蔚山HDのコーチ就任の可能性があると報道。蔚山の監督人事を巡っては、『ball manchan』が12月22日にこう報じていた。
「蔚山は2025年10月から新監督の候補を絞り込み、11月に入ると招聘に向けての動きを本格化させた。その中で最初に接触した人物は、当時ヴィッセル神戸を率いていた吉田孝行だった。シーズン終了を迎える時期に面談が行われ、蔚山側は(監督側から)提示された条件に対応可能であると認識していた。しかし、吉田には名古屋グランパスや清水エスパルスといったJリーグクラブからのオファーもあり、日本に残る可能性が高い状況だった。最終的に、吉田は清水を選択した」
蔚山はMF天野純(現横浜F・マリノス)やFW江坂任(現ファジアーノ岡山)の古巣。2023シーズン、2024シーズンと韓国1部リーグ優勝を成し遂げたが、今季は9位に低迷。2025年10月に元インドネシア代表指揮官のシン・テヨン監督を解任し、残り試合ではノ・サンレ氏が監督代行を務めていた。
なお、韓国『フットボリスト』は「韓国の複数クラブが日本人監督の招聘を本格的に検討」とリポート。一部では蔚山HDが依然として日本人指導者の招へいを狙っている可能性が報じられている。
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