
ヴィッセル神戸所属のブラジル人DFマテウス・トゥーレルには、すでにフリー移籍の可能性が報じられているが、ここに来て争奪戦がより一層激しくなっているようだ。
トゥーレルの去就を巡っては、ブラジル『GZH』が12月18日に「彼はまもなくフリーになる。グレミオ、インテルナシオナルの補強候補になる可能性がある」とリポート。『Futebol Zueiro』はブラジル1部昇格組であるクルーベ・ド・レモからの関心を報じている。
一方、選手本人は2024年12月、ブラジルメディア『グローボ』のインタビューに応じた際、神戸との契約期間が2025シーズン終了後までであることを明言。ブラジル『Fanaticos por Vasco』は2024年11月にヴァスコ・ダ・ガマ移籍の可能性を報じていたが、神戸が移籍金として250万ユーロ(約4億円)を支払うよう求めたことにより頓挫したとみられる。
母国からの関心が度々報じられているトゥーレルだが、ブラジル『Vegettoria』は12月26日に同国1部ECヴィトーリアからの関心を報道。ヴィトーリアはDFルーカス・アウテルをヒューストン・ダイナモへ放出しており、後釜として神戸所属センターバックをリストアップしているという。
現在26歳のトゥーレルは、CRフラメンゴ、フランス1部モンペリエを経て、2022年8月に神戸へ移籍。来日2年目から2シーズンにわたり主力センターバックとして活躍し、J1連覇に大きく貢献。2025シーズンもJ1リーグ戦32試合の出場で2ゴールを挙げているが、契約延長で合意に達した可能性は現時点で報じられていない。
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