
オランダ1部エールディビジのNECナイメヘンに所属するMF佐野航大を巡り、現地SNSのX上で移籍の噂と金額に関する議論が広がっているようだ。移籍の可能性そのものだけでなく、報じられている移籍金の条件がサポーターの間で異なる反応を招いている。
オランダメディア『Voetbal Flitsen』は、佐野を巡る状況について、「エールディビジで活躍する佐野を巡る議論“この金額は正気の沙汰ではない”」と報じた。同メディアは「NECは1,500万ユーロ(約28億円)から2,000万ユーロ(約37億円)に近い金額でなければ交渉に応じないと考えている」と伝えた。
この姿勢に対し、NECの一部サポーターは、佐野がチームにとって重要な戦力である点を挙げ、クラブが無理に放出する必要はないと主張している。一方で、同じNECサポーターの中でも、こうした金額設定に疑問を示す声が出ている。クラブの規模や、佐野の契約期間が比較的短い点を踏まえると、その要求額は現実的ではないという見方があると同メディアは伝えた。
また、この議論にはエールディビジのPSVアイントホーフェンのサポーターも強く反応していることを同メディアは伝えている。PSVサポーター側からは、この水準の移籍金は支払われないという意見が多く出ており、最近の移籍事例と比較したうえで、800万ユーロ(約15億円)から1,000万ユーロ(約18億円)でも高額だと指摘されている。それ以上の金額については、実現不可能だとする声が目立つ。
これに対し、NECのサポーターは、クラブが佐野の移籍に応じる義務はないと主張している。また、選手の市場価値は、強豪クラブの資金力だけで決まるものではないという意見も出ている。その中で、一部のNECサポーターは、同クラブが再び踏み台クラブと見なされることを防ぐためにも、高い最低金額を維持すべきだと述べている。
一方で、別のNECサポーターからは、過度に強硬な姿勢を取ることが、将来的に有望な選手の加入を妨げる可能性があるとの指摘も出ており、佐野に関する議論の白熱を同メディアは伝えている。
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