
川崎フロンターレ下部組織出身であり、現在ベルダー・ブレーメンでDF菅原由勢のチームメイトであるGKミオ・バックハウス(日本名:長田澪)は、日本代表入りの可能性があることで以前から話題になっている。そんな長田が日本に対する印象を語った。
欧州メディア『ユーロ・フット』が12月25日に伝えたところによると、長田は日本について訊かれると、「世界の他のどの国とも比べものになりません」と切り出し、以下のようにコメントしたという。
「日本人はとても礼儀正しく時間に正確で、街全体がものすごい活気に溢れています(交通量も非常に多いです)。その一方で、富士山の周辺のように自然が美しく、とても穏やかで静寂に包まれた場所もあります。あらゆるものが一箇所に揃っていて、本当に素晴らしい国です」
「私は(ドイツの)メンヒェングラートバッハで生まれましたが、1歳くらいの時に両親と日本へ移住しました。当時のことははっきりとは覚えていないのですが。妹が2006年に日本で生まれたので、それより前には日本に移住していたはずです」
「私たちは東京と横浜の間にある川崎という街に住んでいました。大都会のど真ん中で育つと、それが当たり前になってしまい、特に特別なことだとは感じないものです。街は常に賑やかで、当時の私にとってはそれが日常だったので、素晴らしい思い出がたくさんあります」
「日本を離れて初めて、あの時間がどれほど特別だったか、そして日本がいかにユニークであるかに気づくのです。家族や友人、かつての先生など、今でも日本にはたくさんの繋がりがあります。日本に帰れるときは、いつも幸せな気持ちになります」
なお、日本代表入りやドイツ代表入りの可能性を巡っては、ドイツ『WK』が11月16日の時点で「DFBは将来のドイツ代表選手を他国に奪われる可能性を強く意識している。長田は現在、U21ドイツ代表でプレーしているが、母親が日本人であるため、日本代表でプレーする可能性がある」とリポート。
「彼は最近のインタビューで、日本からの強い関心を認めながらも、『一つの国を選ぶということは、もう一つをあきらめること。僕にはまだその覚悟ができていない』と述べ、決断の難しさを語っていた。日本サッカー協会(JFA)からは既に代表入りの誘いがあり、北中米W杯出場も視野に入っている。一方、本人はその可能性を非常に興味深く思っているが、『W杯の話が決断を左右するわけではない』と語っている」と報じていた。
日本とドイツの国籍を有するバックハウスは、身長194cmで右利きの大型ゴールキーパー。川崎の下部組織やU15日本代表でプレーした後、10代なかばで渡独。2018年7月にブレーメンの下部組織に加入すると、順調にステップアップ。バルセロナからの関心が報じられるなか、2024年夏に期限付き移籍先のフォレンダムからブレーメンへ復帰すると、2024/25シーズンはブンデスリーガでの出場機会がなかったものの、今季はここまでリーグ戦13試合でゴールマウスを守っている。
コメントランキング