Jリーグ サンフレッチェ広島

横浜FMにも在籍。サンフレッチェ広島退団マルコスが注目発言「無理に…」

マルコス・ジュニオール 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス在籍歴のあるブラジル人MFマルコス・ジュニオールは、サンフレッチェ広島を今季限りで契約満了により退団。母国復帰が既定路線とみられるなか、本人がブラジル1部フルミネンセ復帰の可能性など、自身の去就について語っている。

 ブラジル『Netful』が12月22日に伝えたところによると、すでに帰国しているマルコスは「僕はフルミネンセのファンだ」と改めて古巣愛を強調した上で、自身の希望についてこう語ったという。

 「フルミネンセでの時間は過ぎたかもしれないが、もし(復帰の)チャンスがあれば、もし会長から電話があったら、すぐに交渉するよ。フルミネンセは組織がしっかりしているし、以前僕が在籍していた頃とは違ったチームになっている。でも、もしチャンスがあれば、迷うことはないと思う。簡単なことだ。でも、無理に復帰を強いるつもりはない」

 また『Netful』の報道によると、マルコスのもとにはすでにブラジル国内の複数クラブからオファーが届いている模様。本人も先日、TikTokでライブ配信で視聴者から自身の去就について訊かれると、「ブラジルへ戻る予定だ」と回答しているが、今後フルミネンセから正式オファーが届く可能性は現時点で不明だ。

 現在32歳のマルコスは、2019年1月から4年以上にわたり横浜F・マリノスに在籍。2度のJ1優勝に貢献したほか、2019年にJ1リーグ得点王とJリーグ優秀選手のタイトルを獲得。ただ、2023シーズンにスタメンでの出場機会を減らすと、同シーズン途中に広島へ完全移籍した。その広島では当初攻撃陣の中心選手としての活躍が期待されていたものの、コンディション不良に悩まされてプレータイムを確保できない状況が続いていた。