
横浜FCは12月23日、ブラジル人MFユーリ・ララが契約満了により今季限りで退団すると公式発表。栃木SCでのプレー経験もある同選手の移籍先が決定間近である一方、移籍先のクラブの監督にはJリーグ挑戦の可能性があるという。
ユーリの去就を巡っては、ブラジル『ge』が2025年7月時点で「ブラジル復帰の予定はない」「横浜FCは数ヶ月以内に契約更新にむけて交渉することを望んでいる」と報道。契約延長で残留の可能性も考えられたが、同クラブのJ2降格もあり3年でチームを去った。
横浜FCの公式発表後、ブラジル人ジャーナリストのエメルソン・ジュニオール氏は「ユーリはブラジル1部ミラソウへ加入する見込みだ」とリポート。年俸など契約内容には触れていないものの、近日中に公式発表されるものとみられる。
そのミラソウは2025年3月にラファエル・グアネス氏を招聘。同監督のもと、2025シーズンのブラジル1部リーグ戦で18勝13分7敗、首位のCRフラメンゴから勝ち点13差の4位と、クラブ創立100年目で初の1部挑戦ながら好成績を収めた。
上位躍進の立役者であるグアネス監督だが、『ge』が11月19日に伝えたところによると、本人は「日本のクラブで指揮したい」とコメント。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、両者の契約期間は2025年12月までであるだけに、2025シーズン終了後の去就は不透明とみられる。
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