
宮原和也
3人目は、センターバック(CB)や右ウィングバック(WB)で今シーズン32試合に出場したDF宮原和也。サンフレッチェ広島の下部組織出身で、2014シーズンにトップチームへ昇格。広島では主にCBやボランチとしてプレーしたが、3シーズンでJ1リーグ20試合1ゴールにとどまり、出場機会に恵まれない時期を過ごした。
転機となったのが2017シーズン。当時J2の名古屋グランパスに期限付き移籍すると、リーグ戦41試合に出場し、複数ポジションをこなすユーティリティー性と高い守備力を武器に、チームのJ1昇格に大きく貢献した。その後も期限付き移籍の延長を経て、2019シーズンに名古屋へ完全移籍している。
2023シーズンには東京ヴェルディへ完全移籍。同シーズンはJ2リーグ41試合に出場し3アシストを記録するなど主力として活躍し、ヴェルディのJ1昇格を支えた。今シーズンは32試合に出場し、絶妙なポジショニングや的確なプレー判断で守備に安定感をもたらし、チームに欠かせない存在となった。今オフ、どのタイプのアタッカーにも柔軟に対応できる宮原に関心を示すクラブは少なくないだろう。

山見大登
4人目には、快速ドリブラーのFW山見大登を挙げたい。関西学院大学出身の山見は、大学1年時の2018年に天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)2回戦のガンバ大阪戦(2-1)で決勝ゴールを挙げ、ジャイアントキリングの立役者となったことで一躍注目を集めた。
大学4年時の2021シーズンには、翌シーズンからのガンバ大阪入りが内定。同シーズンは特別指定選手としてJ1リーグ5試合に出場し1ゴールをマークした。G大阪で2シーズンを過ごし、2024シーズンから東京Vでプレーしている。
東京Vでは主に2列目のシャドーを主戦場とし、持ち味である高速ドリブルで幾度となく相手DFを翻弄してきた。昨シーズンは34試合に出場し7ゴール5アシストを記録。出場試合数、ゴール数、アシスト数のすべてでキャリアハイを更新した。
今シーズンも同様の活躍を期待されていたが、6月末のトレーニング中に右ひざ前十字靭帯損傷の大怪我を負い、今シーズンの成績はJ1リーグ18試合1ゴール2アシストにとどまっている。来シーズン中の公式戦復帰を目指し、日々リハビリやトレーニングに励んでいる山見。
爆発力と将来性を兼ね備えた存在であることに変わりはなく、今オフにオファーが届く可能性は十分に考えられる。東京Vとしては、何としても慰留に努めたい一人だろう。
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