
日本代表GK野澤大志ブランドンは2025年夏、FC東京からロイヤル・アントワープへ完全移籍。新天地で正守護神の座を手にしているが、早くもステップアップ移籍の可能性が浮上。DF冨安健洋、DF板倉滉擁するアヤックスが再び日本人選手の獲得に動くという。
オランダ『フットボール・トランスファー』は12月19日、アヤックスの補強戦略を特集。「来季は深刻なゴールキーパー問題に直面する可能性がある」「レンタル加入中のヴィテスラフ・ヤロシュが退団予定であり、42歳のレムコ・パスフェールは今季限りで現役引退の可能性がある」と、GKの選手層を不安材料に挙げている。
このGK陣に関する問題の解決策として、同メディアは「野澤大志ブランドンの獲得に向かう可能性がある」とリポート。同選手の成績やプレースタイル等についてこう伝えている。
「彼はアントワープ加入当初こそ控えだったが、10月上旬から正GKの座を勝ち取ると、直近の3試合連続無失点を含め、ここまで11試合に出場。その安定したパフォーマンスで、一気にチームの主力へと成長を遂げた」
「彼は足元の技術に長けたGKだ。ビルドアップの際には3人目のセンターバックとして機能することができ、これはかつてアヤックスで活躍したアンドレ・オナナや、ドイツ代表のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのプレースタイルに非常に近いとされる。この特徴は、伝統的に最後方からのビルドアップを重視するアヤックスの戦術に完璧にフィットする」
「野澤の市場価値は110万ユーロ(約1億8,000万円)とされているが、2029年までの長期契約を結んでいるため、アントワープはより高額な移籍金を要求する見込みである。ここで鍵となるのが、アントワープのマーク・オーフェルマルスSD(スポーツディレクター)の存在である。アヤックスで長くディレクターを務めた同氏との良好な関係が、今冬、あるいは来夏の移籍交渉において重要な役割を果たす可能性がある」
なお『フットボール・トランスファー』によると、アントワープは野澤の獲得により、移籍金として100万ユーロ(約1億6,000万円)を支払ったという。古巣のFC東京に連帯貢献金が支払われる可能性もあるだけに、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表入りを目指す同選手の去就に注目が集まっている。
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