
ガンバ大阪はブラジル人FWウェルトンをはじめ一部外国籍選手に退団の可能性が報じられるなか、スウェーデン1部エルフスボリ所属のチュニジア代表DFラミ・カイブの獲得に動いている模様。同選手は先日、日本国内でG大阪所属FWデニス・ヒュメットと行動していたことで話題になっていた。
海外メディア『Football Tunisien』は12月13日、カイブの去就について「彼は日本での新たな挑戦に向かおうとしている」「G大阪移籍に向けて交渉を進めている」とリポート。「G大阪は彼の兼ね備えている守備の堅実さと攻撃への参加能力を高く評価」と、クラブ側の評価もあわせて伝えているが、G大阪にとって同選手は今オフの補強の目玉だという。
また、カイブは12日にインスタグラムを更新。日本に滞在していることを報告するとともに、ヒュメットらと焼き肉店で食事する様子もアップ。G大阪の公式アカウントやFWイッサム・ジェバリをフォローしていることも、G大阪移籍の予兆であるかもしれない。
現在28歳のカイブは、身長178センチのサイドバック。ユールゴーデンをはじめスウェーデン国内の複数クラブやオランダ1部ヘーレンフェーンを渡り歩き、2024年2月にエルフスボリへ加入。2025シーズン前半戦はスウェーデン1部リーグ戦で7試合の出場にとどまると、同年7月にハルムスタッズBKへ期限付き移籍。そのハルムスタッズBKでは左サイドでレギュラーに定着。累積警告や退場による出場停止処分をのぞき、リーグ戦全試合でスタメン出場した。
なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、カイブとエルフスボリの契約は2026年12月まで残っている模様。市場価値は2025年11月時点で25万ユーロ(約4,600万円)だという。
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