
プレミアリーグのアーセナルが優勝争いの渦中にある中、複数の選手が練習を欠席する事態となっている。ミケル・アルテタ監督率いるチームは、現地12月13日に行われたウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦(2-1)の勝利後に与えられた2日間の休養を経て、同20日のエバートン戦に向けた準備を進めている。
UKメディア『EPL Index』によると、アーセナルのスペイン代表MFマルティン・スビメンディが16日の公開練習に参加しなかったことが明らかになった。同メディアは「怪我の懸念はないと考えられている」と伝え、アーセナルが同選手の負荷を管理していると報じた。スビメンディはメイングループから離れてトレーニングを行っているとのことだ。
スビメンディの出場時間の多さが、この慎重な対応の背景にあるようだ。同メディアは「アーセナルのフィールドプレーヤーの中で、今2025/26シーズンのプレミアリーグでスビメンディより多くの出場時間を記録しているのはMFデクラン・ライスだけだ」と指摘。スビメンディはリーグ戦全試合に先発し、UEFAチャンピオンズリーグでも6試合中5試合に出場している。
スビメンディはラ・リーガのレアル・ソシエダ在籍時(2019-2025)には冬季休暇があったが、プレミアリーグには冬季休暇がないため、クラブ側が過密日程による同選手への適応を慎重にサポートしている形だ。アーセナルはエバートン戦を皮切りに、クリスマスから新年にかけての22日間で7試合という過密日程に直面する。
練習場では他の選手にも動きがあった。FWカイ・ハフェルツは怪我からの復帰で芝生でのトレーニングに戻ったが、フル練習への参加準備はまだ整っていない。DFクリスティアン・モスケラ、DFベン・ホワイト、DFガブリエウも練習を欠席した。一方、DFリカルド・カラフィオリは出場停止から復帰し、エバートン戦で起用可能となるとのことだ。
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