
町田ゼルビア所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィは、2025シーズン途中までガンバ大阪でプレー。町田移籍後に出場機会を減らしており、この冬の去就は不透明である模様。本人が複雑な思いを抱いているほか、代理人をはじめ関係者が同選手の現状について語っている。
ネタ・ラヴィの代理人であるロネン・カツァヴ氏は12月18日、イスラエル『103FM』の番組に出演。「彼は現在、東京のクラブでプレーしており、素晴らしい額の報酬を得ている」とコメント。これに対して、同選手の関係者であるイスラエル代表OBのエラン・ザハヴィ氏はこう語ったという。
「2日前、本人と話したけど、彼が現状に満足しているかと言われたら、そうではないね。(日本での)生活自体には満足しているようだけど、チーム(のスタイルや状況)に関しては、必ずしも満足していないようだ」
すると、カツァヴ氏は「もし東京でなかったら、私もまた違う話をしていたかもしれない。ネタ・ラヴィにとって今の場所は素晴らしい環境だと思う。怪我の影響で序盤は苦労したが、最終的には選手本人の意向を尊重する必要がある。(古巣である)マッカビ・ハイファへの復帰の可能性? 少なくとも今度の移籍ウィンドウでそれが起こるとは思わない」とコメント。「選手本人の意向を尊重する必要がある」などと、町田退団の可能性があることを明かしている。
ネタ・ラヴィは2025シーズン前半戦、G大阪の一員としてJ1リーグ戦14試合に出場。町田移籍後は、8月16日のセレッソ大阪戦でデビューすると、20日にはG大阪との古巣対戦で後半途中からピッチに立っていた。ただ古巣対戦以降は、リーグ戦で4試合の出場。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でも1試合の出場にとどまっている。G大阪在籍時とは異なり、プレータイムが確保できていないだけに、本人が移籍を検討している可能性は十分考えられる。
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