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浦和とRB大宮が優位に?ブラジル2部降格クラブがオファー却下。移籍金2.7億円超か

浦和レッズ 写真:Getty Images

 ブラジル人MFルイス・マンダカは今季限りでECジュベントゥージを退団することが決定的に。Jリーグ移籍、浦和レッズとRB大宮アルディージャからの関心が取りざたされているが、ここに来てジュベントゥージ側に動きがあったという。

 マンダカの去就を巡っては、米メディア『ESPN』が12月5日の時点でアトレチコ・パラナエンセ、ボタフォゴ、フルミネンセ、レッドブル・ブラガンチーノとブラジル国内4クラブ、それに欧州や日本国内クラブからの関心を報道。ジュベントゥージは同選手との契約を2026年12月まで残しているが、今季2部降格という結果に終わったため、放出する可能性が高いという。

 また、現地ジャーナリストのロドリゴ・ロッシ氏は16日に浦和からの関心、日本サッカーの情報を扱う『Japao FC』は、17日にRB大宮からの関心を報道。“場外ダービー”勃発の可能性が浮上しているが、移籍金は150万ユーロ(約2億7,200万円)にのぼる見込みだという。

 そんな中、米メディア『ESPN』のフェリペ・シウバ記者は18日に「ジュベントゥージは、ボタフォゴから届いたマンダカの獲得オファーを拒否」とリポート。ボタフォゴの提示額がジュベントゥージの要求額を下回っていたというが、この報道内容を踏まえると、マネーレースとなればJリーグ勢が有利になると考えられる。

 現在24歳のマンダカは、身長178センチで右利きの守備的ミッドフィルダー。コリンチャンスの下部組織出身であるが、トップチーム昇格後はロンドリーナなど国内複数クラブへレンタル。ジュベントゥージには2023年1月に期限付き移籍により加入しているが、2023シーズン終了後にコリンチャンスを退団し、フリー移籍という形で残留。2025シーズンもブラジル1部リーグ戦28試合のスタメン出場で2ゴール1アシストと結果を残した。