
かつてセレッソ大阪、北海道コンサドーレ札幌、京都サンガに在籍していた韓国代表GKク・ソンユンは、2025シーズン終了後に移籍が決定的に。Jリーグ復帰が期待されるところだが、韓国2部ソウル・イーランドから同国1部FCソウルへの完全移籍する見込みだという。
韓国『スポーツ朝鮮』は17日、同国サッカー関係者の話として「FCソウルがイーランドでプレーするク・ソンユンの獲得を決めた」とリポート。FCソウルGK陣ではカン・ヒョンムとチェ・チョルウォンが正守護神争いを繰り広げていたが、いずれも不安定なパフォーマンスに終始。GKの入れ替えが必至とみられるなか、2025シーズンの2部リーグ戦で19試合出場、10度のクリーンシートを達成と安定感を披露したク・ソンユンに白羽の矢が立ったという。
現在31歳のク・ソンユンは、C大阪でプロキャリアをスタートも、韓国代表GKキム・ジンヒョンからレギュラーを奪えず、2015年に札幌へ移籍。札幌では加入1年目から正守護神として活躍し、2016年にはJ1昇格に大きく貢献していた。
2020年5月に兵役義務のため、一度チームを離れたが2022年10月に復帰。ただ、2度目の札幌在籍期間ではGK菅野孝憲らとのポジション争いで出場機会が限られ、2023シーズン途中に京都へ移籍した。その京都では2024シーズンまでレギュラーを張っていたものの、今季はGK太田岳志の控えに。シーズン途中でソウル・イーランドへ移籍していた。
なお『スポーツ朝鮮』の報道によると、ク・ソンユンは京都を退団する際に、曺貴裁監督からバックアッパー1番手のGKが不在になることを理由に移籍を反対されていたとのこと。記事では「彼が年俸の一部破棄も辞さない強硬的な姿勢を見せたことにより、最終的には移籍を認められた」と綴られている。
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