
オランダ1部・エールディビジの強豪フェイエノールトは、直近の公式戦で思うような結果を残せていない。UEFAヨーロッパリーグの舞台では厳しい状況が続き、リーグ戦でも2位に位置しながら、首位PSVアイントフォーヘンとは勝ち点差が9まで広がっている。こうした中、国内カップ戦であるKNVBカップは、今2025/26シーズンの優勝を期待できる重要な大会となっている。
オランダメディア『SoccerNews.nl』は、12月18日に開催される同カップ戦のフェイエノールト対ヘーレンフェーンの一戦について、「フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世がロッテルダムに落ち着きをもたらす」と伝えた。同メディアは、フェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシ監督に対する重圧が増している状況を指摘。同指揮官はトップレベルでの監督経験が浅く、初めて本格的な苦境に直面していると報じた。
この試合の注目選手として挙げられたのが上田だ。同メディアは、14日に開催されたアヤックス・アムステルダム戦(0-2)で決定機を外した上田が同試合に関与できなかった点に触れつつ、「強豪相手にはゴールが少ない」との評価があることを伝えた。
一方で、ヘーレンフェーン戦は上田がゴールを挙げやすい相手であり、重要な役割を果たす可能性があると報じている。
また、ヘーレンフェーンとの直接対決の成績では、フェイエノールトが直近10試合で8勝を挙げており、ホームのデ・カイプでは2016年以降ヘーレンフェーンに敗れていないとのことだ。
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