
セルティック所属MF旗手怜央はチームメイトのFW前田大然とは対照的に、日本代表招集外が続いている状況。森保ジャパンは2026年4月1日にイングランド代表と対戦するほか、スコットランド代表とのマッチメイクが決定的と報じられているが、この春の国際Aマッチデーで代表復帰を果たす可能性があるという。
英紙『デイリーレコード』は12月13日に「FIFAワールドカップ北中米大会に向けての日程が流出か。スコットランド代表、日本代表と対戦へ。森保監督が明かす」とリポート。スコットランドの試合日程について「28年ぶりとなるW杯出場に向け、予定されている4つの親善試合についてまだ公式発表していない。3月の国際Aマッチデーで2試合、そして6月のW杯初戦(ハイチ戦)の前に2試合を行うことになっている」と伝えている。
また、同紙によると、森保監督は「イングランドでの試合に加え、イングランドに非常に近い国とも対戦する予定です」とコメントを残したとのこと。記事では「スコットランド代表との一戦が実現すれば、日本代表にとって初のハムデン・パーク(スコットランドの国立競技場)への遠征となる。セルティックに所属する前田や旗手が日本代表メンバーに含まれる可能性が高い」と記されており、旗手の代表復帰が予想されている。
旗手は2022年3月のカタールW杯アジア最終予選のベトナム戦で代表デビューを飾ったが、カタールW杯ではメンバーから落選。2023年以降は国際Aマッチ10試合の出場にとどまっており、2025年3月の北中米W杯アジア最終予選・サウジアラビア戦を最後に招集されていない。
セルティックでは豊富な運動量を武器に、攻守両面で存在感を発揮している旗手だが、代表ではその強みを十分に発揮するためのチャンスに恵まれていなかった。だからこそ、今回の欧州遠征が実現すれば、それは単なる縁のある地での招集ではなく、彼自身が代表での立ち位置を再定義するための試金石となる。北中米W杯を見据えた競争の中で、旗手が再び森保監督の構想に必要不可欠な存在となれるかどうかが、今後の代表キャリアを大きく左右する局面に差しかかっている。
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