
プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧が、厳しい日程を乗り越えて大きな自信を手にしたようだ。クラブのダニエル・ファルケ監督は、田中がリスクを恐れずプレーすることを評価しており、チームは12月15日に開催されるブレントフォード戦に向けて、この自信を過信に変えないよう制御が求められている。
UKメディア『Yorkshire Post』によると、ファルケ監督は田中について「彼にとって重要な一週間だった」と述べた。マンチェスター・シティ戦(2-3)でのパフォーマンスを皮切りに、チェルシー戦(3-1)でゴールを記録し、リバプール戦(3-3)では後半アディショナルタイムに同点弾を決めた。チェルシー戦でのゴールはプレミアリーグ初ゴールであり、同監督の解任危機とも言われた厳しい対戦相手との地獄の一週間を最高の一週間へと変えた。
同メディアによると、同監督は田中の特徴について「感情的な選手で、それは長所でもある。強い感情に突き動かされているからこそ、ボールを持っている時も、ボールを持っていない時も、もう一段ギアを上げられる」と分析した。一方で「時にモチベーションが高くなりすぎることもある」とも指摘し、リバプールに3点目を許した場面では少し早く前に出過ぎたと振り返った。
それでもファルケ監督は「ミスを恐れて隠れるような選手より、私はこういうタイプの選手を選びたい。田中は勇敢な選手だ」と評価を続けた。さらに「トップレベルでの1年目だということも忘れてはならない。その点を考えれば、彼のパフォーマンスはかなり印象的だ。我々は皆、碧が大好きだ」とし、「特に直近3試合からは大きな自信を得るべきだし、我々にとって欠かせない選手だ」と語ったことを同メディアは伝えている。
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