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鈴木彩艶がカギ?W杯オランダと同組・日本代表の致命的弱点が指摘される「甘さが…」

鈴木彩艶 写真:Getty Images

 日本代表は12月6日未明に行われた組み合わせ抽選会の結果、FIFAワールドカップ北中米大会グループステージでオランダ代表、チュニジア代表、欧州予選プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれか)との対戦が決定。2022年以降ドイツ、スペイン、ブラジルと強豪国を下したが、そのうちスペインでは依然として日本代表の弱点が指摘されている。

 スペイン紙『マルカ』は抽選会後、日本代表の陣容を特集。「森保一が引き続き指揮を執る日本代表は、アメリカ、メキシコ、カナダという3つの開催国を除き、ワールドカップ出場権を最初に手にした」「カタールW杯ではセンセーションを巻き起こした。ドイツ、スペインを相手に、ベンチからの交代策が違いを生む目まぐるしいサッカーで逆転勝利を収めた」と実績を強調した上で、森保ジャパンの長所と短所についてこう分析している。

 「ポジティブな要素として、久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘薫(ブライトン)、南野拓実(ASモナコ)、鎌田大地(クリスタル・パレス)など、足元の技術に優れた選手を多く擁している。三笘、堂安律(アイントラハト・フランクフルト)など、相手を攪乱するウインガーも豊富だ」

 「しかし、日本はエリア内を支配する力が欠けている。前線での決定力の欠如と守備における甘さが、しばしば彼らの命取りとなる。負傷中の鈴木彩艶(パルマ)と上田綺世(フェイエノールト)の台頭が、その解決策となり得るかもしれない」

 日本代表は技術力に優れたタレントを多数擁し、前回大会で強豪国を撃破した実績によって世界から一定の評価を受けている一方、ゴール前での支配力や守備の細部に課題を残していることも明確である。今回のグループでは、いずれの相手も一筋縄ではいかず、弱点を放置すれば勝ち点の積み上げは難しくなるだろう。

 センターバックを中心とした負傷者の復帰や新戦力の成長、戦術の精度向上をいかに大会までに積み上げられるかが重要である。日本代表が再び世界を驚かせるためには、長所を最大限に発揮しつつ、この課題に真正面から向き合う姿勢が求められるのである。