
レアル・マドリードがラ・リーガで3試合連続の勝ち点を落とし、クラブのシャビ・アロンソ監督は厳しい状況に立たされているのかもしれない。
アメリカメディア『Sports Illustrated』は、アロンソ監督について「奇妙な戦術判断」、「理解に苦しむ交代策」、「スーパースターを率いる難しさ」の3点を問題として挙げた。
同メディアはまず、同監督が重要な試合で続けた実験的な戦術を問題視した。アロンソ監督は今2025年夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ準決勝の対パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)戦(0-4)で前線の組み合わせを大きく変え、チームは機能しなかった。
現地9月27日に開催されたラ・リーガでのアトレティコ・マドリード戦(2-5)では、復帰直後のMFジュード・ベリンガムを先発で使い、今2025/26シーズン序盤で積み上げていた流れを崩した。
さらに現地11月23日に開催されたエルチェ戦(2-2)では、本来の攻撃パターンを保てない布陣を採用し、攻撃が停滞。同メディアは、チーム全体がビルドアップで動けず、中盤の存在感が薄く、左サイドに偏り、ボックス内への動きも乏しいと指摘。
次に同メディアは、試合中の交代策が状況と噛み合わない点を問題として挙げた。現地10月26日に開催されたバルセロナ戦(2-1)では流れを保つべき場面で主力を下げ、試合の支配力を弱めた。
現地11月30日に開催されたジローナ戦(1-1)では、終盤にクロスに合わせる役割の選手が必要だったにもかかわらず、FWの投入が遅く、攻撃の形をつくれないまま時間だけが過ぎ、この交代策の遅れが勝ち点を失う要因になったと同メディアは指摘した。
さらに、アロンソ監督がスター選手を抱える更衣室を統率する難しさにも直面している点を同メディアは言及。実績ある選手が多いマドリードで同監督は強い求心力を保てておらず、内部の空気が乱れつつある点も指摘されている。
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