ブラジル2部13発FWにJリーグ移籍浮上「給与未払いで退団」代理人は磐田・清水選手と同じ

　ブラジル2部アヴァイFCに所属するブラジル人FWクレーベルが、給与未払い等を理由に退団を発表。移籍先候補にJリーグクラブが含まれているという。

　現在29歳のクレーベルは、身長195センチの大型ストライカ－。セアラーなどブラジル国内複数クラブを渡り歩き、2025年1月にアヴァイへ加入。今季はブラジル2部リーグ戦37試合の出場で13ゴール4アシストを挙げるなど、キャリア杯の成績を残している。

　そんなクレーベルの去就を巡っては、ブラジル『nd+』が11月25日の時点で、「彼は3か月分の給与未払い、7ヶ月分の肖像権使用料、さらに数ヶ月分のFGTS（ブラジル退職基金）未払いを理由に、アヴァイ退団を発表」とリポート。すでに本人がインスタグラムアカウントでアヴァイのチームメイト、関係者に対する別れのメッセージをポストしているだけに、今冬移籍は必至とみられる。

　また、中国メディア『ホットポットフットボール』は12月1日に「クレーベルは重慶に到着した。雲南玉昆足球倶楽部に加入する見込みだ」と伝えているが、同クラブからの公式発表は2日時点でもなし。すると、ブラジル国内のジャーナリストであるダヴィ氏は「クレーベルは日本へ移籍するだろう」と、Jリーグ移籍の可能性を伝えている。

　なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、クレーベルのエージェントは『Marcio bittencourt sports』。同社はFWカピシャーバ（清水エスパルス）、MFマテウス・ペイショット（ジュビロ磐田）、FWマリオ・セルジオ（北海道コンサドーレ札幌）、DFパトリック・ウィリアム（京都サンガ）ら、複数の外国籍Jリーガーを顧客に持っている。