
ヴィッセル神戸所属FW佐々木大樹に、海外移籍の可能性が再び浮上。FW前田大然、MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックのライバルクラブであるレンジャーズが移籍先候補に浮上しているという。
海外メディア『レンジャーズジャーナル』は11月19日、久保を「レンジャーズへの移籍が可能なJリーガー」としてクローズアップ。「チャンスを作り出し、自ら得点にも絡めるインテリジェントな選手。ドリブルに優れ、状況判断も的確。敵陣でスペースを生み出すランニングのタイミングも抜群だ。また運動量が多く、フィジカルも強いため、前線から積極的に守備に関わることができる」と同選手のプレースタイルを評している。
また『レンジャーズジャーナル』によると、佐々木と神戸の契約は2026年1月に満了するとのこと。市場価値は100万ユーロ( 約1億8,000万円)だという。DF初瀬亮が2025年2月にイングランド2部シェフィールドへ移籍した時と同様、移籍金ゼロで獲得する可能性も考えられるところだが、現時点でレンジャーズ側の動きや交渉、オファーの有無については不明とみられる。
現在26歳の佐々木は、2018年に神戸のトップチームに昇格。ブラジル1部パルメイラスへの期限付き移籍などを経て、2021シーズンからJ1リーグ戦でコンスタントにプレー。2024シーズンにJ1リーグ戦35試合出場5ゴールと結果を残すと、今季もここまで29試合の出場で5ゴール6アシスト。11月16日開催の天皇杯準決勝サンフレッチェ広島戦ではPKからゴールを奪うなど、チームの勝利に大きく貢献している。
佐々木には継続的な成長と確固たる実績があるからこそ、欧州クラブから関心が寄せられているとみられる。契約期間や市場価値の観点から、神戸側の判断は慎重を要するものの、現状では具体的なオファーや交渉の情報はなく、今後の展開は依然として不透明だ。ただ、国内で評価を高めてきた同選手の動向は注目を集めることになりそうだ。
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