Jリーグ サンフレッチェ広島

中村草太に海外移籍浮上!「移籍金安い」サンフレッチェ広島との一部契約内容判明か

中村草太 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島所属の日本代表FW中村草太に、海外移籍の可能性が再び浮上。FW前田大然、MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックのライバルクラブであるレンジャーズが移籍先候補に浮上しているという。

 海外メディア『レンジャーズジャーナル』は11月17日、中村を「レンジャーズへの移籍が可能なJリーガー」としてクローズアップ。「インテリジェントな動きと、スピードを活かしてライン間にスペースを作り、ファイナルサードで相手よりも有利なポジションを取ることに長けている。プレーのテンポが速い選手だ」と同選手のプレースタイルを評している。

 また『レンジャーズジャーナル』によると、中村と広島の契約期間は2027年6月まで残っており、市場価値は50万ユーロ(約9,000万円)であるとのこと。「安価な移籍金で獲得可能」だというが、現時点でレンジャーズ側の動きや交渉、オファーの有無については不明とみられる。

 現在22歳の中村は、前橋育英高校や明治大学を経て、2025年に広島へ加入。プロ1年目の今季は、ここまでJ1リーグ戦30試合の出場で5ゴール5アシストをマークしているほか、AFCチャンピオンズリーグ2でも4ゴール。2025年7月のE-1選手権の香港戦でゴールを決め、鮮烈な日本代表デビューを飾っている。

 Jリーグ屈指の有望株として注目されている中村だが、2025年4月に2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ覇者であるUAE1部アル・アインからの関心が報じられていたほか、ベルギー『Voetbal』は同国1部シント=トロイデンVV移籍の可能性を伝えている。果たして2025シーズン終了後の海外移籍は実現するのだろうか。