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ファンデンベルフ、ジュビロ磐田同僚に複雑心境「期待外れ」と感じたことは?

ジュビロ磐田 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田所属のベルギー人DFヤン・ファンデンベルフは、チームがJ1昇格争いを繰り広げる中、一部のチームメイトに対して複雑な思いを抱いている模様。語学力の低さを嘆いている。

 海外メディア『HBVL』で11月11日に掲載されたインタビュー記事によると、ファンデンベルフは「ブラジル人選手はほとんど英語を話せないね。日本人選手とのコミュニケーションも大変だよ。彼らの話す英語はもっと上手だろうと期待していた。だけど、基本的なスキルは期待外れだったね」と本音を告白。一部チームメイトの語学力に落胆したというが、「コミュニケーションは難しいことが多いのですが、ピッチ内外でしっかりとサポートしてくれる通訳がいるよ」と、クラブのサポート体制には満足しているという。

 ファンデンベルフは2025年夏、オランダ1部NACブレダから磐田へ完全移籍。6月28日のベガルタ仙台戦でデビューすると、7月6日のロアッソ熊本戦以降は12試合でスタメン出場。一時コンディション不良により戦列を離れていたが、主力センターバックとしてチームを支えている。

 チームメイトとのコミュニケーションでやや否定的なコメントを残したファンデンベルフだが、以前米メディア『ESPN』のインタビューでは「Jリーグは多く点でレベルが高く、驚いている。インテンシティとプレスの強度が高い。90分間全力を尽くし、正しい姿勢でプレーできる、フィジカルの強い選手がたくさんいるが、戦術面ではまだ改善の余地がある」と、Jリーグにさらなるレベルアップの可能性があることを指摘。「多くのチームがマンツーマンでのプレーを好んでいるようだ。守備のカバーや連動を期待できない。攻撃時もマンツーマンだが、それほど単純なものではない」と述べていた。

 ファンデンベルフのコメントから見えるのは、外国人選手として異なる文化や言語環境に適応する難しさと、それを補うクラブのサポート体制の重要性である。同選手はチームメイトとの意思疎通に一定の不満を抱く一方で、Jリーグの高い競技レベルやフィジカルの強さを高く評価し、自身の成長の可能性も見据えている。

 このように、個人の適応力とクラブのサポート体制が組み合わさることで、外国人選手は短期間でチームの主力として活躍することが可能であり、Jリーグのさらなる国際化や戦術面の洗練に向けた課題も浮き彫りになっている。ファンデンベルフの経験は、海外選手が日本で成果を出すために必要な環境整備の指標とも言えるだろう。