プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドは、エースの負傷を受け1月補強へ動くのか?

マンチェスター・ユナイテッド 写真:Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの指揮官ルベン・アモリム監督が、11月8日に行われたトッテナム・ホットスパーとの試合(2-2)後に前線の状況について言及した。同監督は、試合中に発生した膝の負傷により途中交代を強いられたFWベンヤミン・シェシュコの状態を懸念しており、チームの攻撃陣に不安が生じた。

 UKメディア『Mirror』の報道によると、アモリム監督はアウェイで行われた試合後、シェシュコの負傷の程度によっては1月の移籍市場で補強を行う可能性があると明かした。シェシュコは58分から途中出場したが、出場後わずか30分で膝の痛みを訴えて交代となった。すでに交代枠を使い切っていたため、ユナイテッドは残り時間を10人で戦わざるを得なかった。

 同メディアによると、アモリム監督は試合後の記者会見で「シェシュコは膝に問題があるようなので検査が必要だ。深刻かどうかはまだ分からない。膝は分かりにくい部位だ」とコメント。

 さらに、トッテナム戦でのシェシュコの決定機逸については「それは今の懸念ではない」と述べ、メンタル面の問題を否定したうえで「ストライカーにはよくあることだ。彼がいなければチームは良くならない」とも語った。

 また、同メディアは、アモリム監督が12月に予定されているアフリカ・ネイションズカップにFWブライアン・ムベウモ、FWアマド・トラオレ、DFヌサイル・マズラウィの3選手を欠く見通しであることを懸念していると報じている。

 アモリム監督は「アフリカ・ネイションズカップで主力を欠くことは夏の時点で分かっていたが、その時期は週1回しか試合がなく、選手を多く抱えすぎると出場機会の管理が難しくなる。そのため対応が容易ではない」と説明した。

 そのうえで、「1月の移籍市場が開いた際にチームをどこまで強化できるかを見極めたい」と述べ、補強の可能性も示唆した。