
大怪我明けの山田剛綺が復帰!
トレーニングマッチ後半では、第4節のガンバ大阪戦で左ひざ複合靱帯損傷、半月板損傷を負い、全治約8カ月と診断されていたFW山田剛綺が約30分間プレー。残り3試合でのリーグ戦復帰を目指す中で、実戦のピッチに戻った。
山田の出場時間について問われた城福監督は「何分使うかというのはメディカルと相談していました。できれば45分と思っていましたが、天候のこともありましたし、メディカル側もリスクを減らしたいということで30分になりました」と説明した。
また、予定よりも早い復帰となったことについては「メディカルと本人の努力があって、(予定よりも)1カ月くらい早く(練習試合に)復帰することが出来た。ここからは後戻りしないことが大事。あと3試合あるので、フェアな競争をしてほしい」と語り、チーム内での競争次第では、公式戦での戦列復帰も視野に入ることを示唆した。
この日、ゴールにはならなかったが、後半終了間際に山田のヘディングシュートで決定機を創出。城福監督は「(ヘディングシュートが)惜しかったですね。(山田のプレーを)見ていると彼の守備の上手さというか、ボールに行くところと相手のボランチに消すところ、2度追いするところがずっと言われ続けている事なので。後ろの選手はすごく助かったんじゃないかなと思いますね」と攻守に渡る働きぶりを高く評価した。次節以降、山田がリーグ戦の舞台で再びサポーターの前に立つ日も、そう遠くないだろう。

J1残留確定も「なにも嬉しくない」
他会場の結果により、第35節でJ1残留が決定した東京V。しかし指揮官の表情に笑みはなく、そこには悔しさがにじんでいた。「(J1残留が決定しても)なにも嬉しくない。『このクラブの規模だから残留すれば御の字でしょ』という雰囲気でプレーするのと、『本当に悔しい、こんなはずじゃない』という思いでプレーするのとでは全く違うと思うんですよ。我々は後者の集団でありたいし、そういう思いでやっている選手と共に最後は戦いたい」と語り、残り3試合での選手起用にも触れた。
2年連続でJ1残留を果たした東京Vだが、それはあくまでも通過点に過ぎない。今シーズン開幕時に城福監督が掲げた「タイトル獲得」という目標には届かなかったものの、その悔しさを糧に、チームはすでに次のステージへと歩みを進めている。
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