
プレミアリーグのアーセナルは今2025/26シーズン、圧倒的な勢いで勝利を重ねている。ミケル・アルテタ監督率いるチームは全大会で10連勝中であり、リーグ戦でも首位を維持している。守備面ではリーグ戦10試合でわずか3失点と、堅守を誇っている。
そのチームの中核を担う存在として、イングランド代表MFデクラン・ライスが攻守両面で重要な役割を果たしている。今シーズン全公式戦16試合で2ゴール4アシストを記録し、安定したパフォーマンスで活躍している。
UKメディア『Football365』によると、ラ・リーガのレアル・マドリードはライスを「現在および将来の強化に向けた最重要ターゲットの一人」と位置付けていると報じた。
同報道によれば、アーセナルは、ライスの移籍を認める場合は最低でも1億5000万ユーロ(約266億円)を要求するとのことだ。
アーセナルは仮に交渉が行われたとしても、ライスの評価額を下げる意志をまったくもっていないようで、それが取引成立の障害になる恐れもあると同メディアは推測している。
また、元マンチェスター・シティの選手で、現在は人気コメンテーターとして知られるマイカ・リチャーズ氏(2019年引退)は、11月2日に行われたバーンリー戦(2-0)後にライスを「今や世界最高峰の選手の一人」と称賛した。
ポッドキャスト番組「The Rest is Football」でリチャーズ氏は、ライスが中盤で攻守両面を支配する存在になったと述べ、「すべてをこなせる選手であり、常に高いレベルのパフォーマンスを続けている」と評価した。
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