
イングランド2部ブリストル・シティ所属MF平河悠には、11月の国際親善試合2試合(対ガーナ代表、ボリビア代表)に向けての日本代表に招集される可能性が浮上。MF三笘薫(ブライトン)ら一部主力選手の負傷が背景にあるとみられるが、所属クラブではポジション変更を機にスタメン定着の可能性があるという。
現在24歳の平河は、2024年夏に町田からブリストルへ移籍。2024/25シーズンはイングランド2部リーグ戦で36試合の出場と海外挑戦1年目から存在感を発揮したが、シーズン後半戦はプレータイムが減少。今季はここまで12試合に出場も、スタメンに名を連ねたのはわずか2試合だ。
英メディア『ブリストルポスト』は11月1日、平河の現状を特集。2024/25シーズンのパフォーマンスについて「リアム・マニング前監督のもと、4-2-3-1の右サイドでコンスタントにプレーしていたが、シーズン後半になると出場機会が減少。3-4-2-1のシステムでは、ウイングバックでもトップ下(背番号10の位置)でも本来の適性を発揮できていない印象だった」と説明した上で、こう綴っている。
「現指揮官のもとでは、マニング前監督の戦術と大きく異なるものの、システム上は同じ3-4-2-1が採用されている。平河は今季ここまで主にウイングバックとしてプレーしているが、コーチ陣は彼の持つ攻撃的能力をより引き出すため、より前線のポジションで起用できると考えている。彼はアタッキングサードでのドリブルやコンビネーションで相手に脅威を与える。トレーニングではトップ下やセンターフォワードでの起用が試されている」
「ブリストルの攻撃的MFでは、ポジション争いが激化しているが、平河にもポジション変更でレギュラー定着のチャンスはある。少々もどかしい状況ではあるが、指揮官にとっては嬉しい悩みだ」
平河にとって今季は、単なる出場機会の増減を超えた進化のシーズンと言える。ブリストルでは、システム変更やポジション変更を通じて自身の新たな可能性を模索しており、その挑戦が日本代表の扉を叩く原動力となりつつある。
現地メディアが伝えるように、彼のドリブルや連携力は攻撃の厚みを生み出す武器であり、クラブと代表双方で求められる資質を備えている。試練の中で磨かれる柔軟性と適応力こそ、海外挑戦者としての真価を示すものだ。代表招集が実現すれば、それは単なるチャンスではなく、同選手が次のステージへと踏み出す一歩となるだろう。
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