プレミアリーグ チェルシー

チェルシー、バイエルンのスター選手獲得をめぐりリバプールと争奪戦か

ダヨ・ウパメカノ 写真:Getty Images

 プレミアリーグのチェルシーは、エンツォ・マレスカ監督の下で若手主体の長期的な補強方針を明確に打ち出している。今2025年夏には若手中心の補強を行い、将来を見据えた陣容づくりを進めた。しかし、DFブノワ・バディアシル、DFリーバイ・コルウィル、DFマロ・ギュストの離脱が相次ぎ、守備強化の必要性が高まっている。

 この状況の中、UKメディア『EPL Index』は、チェルシーがブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのDFダヨ・ウパメカノの獲得を検討していると報じた。

 同選手の契約は今2025/26シーズン終了時に満了予定であり、同国メディア『Football London』によれば、チェルシーは来2026年夏の移籍で約5,200万ポンド(約104億円)を節約できる可能性があるという。

 ドイツメディア『Bild』はこの交渉を「クラブと選手のポーカーゲーム」と表現し、バイエルンは契約延長を望んでいるが進展は少ないと伝えている。

 一方でウパメカノは『Bild』に対して「バイエルンでは快適に過ごしており、良い監督や優れた選手たちと働けて嬉しい。代理人がクラブと話し合っている。交渉は続いている」と語り、冷静な姿勢を保っている。ただし契約最終年に入った選手の去就が未定のままであれば、交渉の主導権は移籍先候補へと移る傾向がある。

 『EPL Index』によれば、プレミアリーグのリバプール、ラ・リーガのレアル・マドリード、セリエAインテルも同選手の動向を注視しており、とくにリバプールは守備陣の補強を急いでいるとも伝えている。

 マレスカ監督の戦術は、後方からのビルドアップと技術的安定性を重視するものであり、ウパメカノのプレースタイルは理想的に合致する。

 チェルシーが来夏まで待つか、1月に動くかの判断は難しいが、この交渉はマレスカ監督政権の補強戦略を象徴する案件となるだろう。