
複合アリーナ化の可能性と全国動向
全国的には、スタジアムをサッカー専用からエンタメ併用型へ転換する複合化事例が増えている。約65か所で計画中で、うち20か所以上で100億円超の投資が行われているとの報道もある。こうした動きは、スタジアムの稼働率向上や地域経済活性化の狙いがある。
埼玉スタジアムでも、ビバラ2026を契機に将来的な多目的利用への布石と見られる向きがある。ただし公式に複合アリーナ化計画が発表されたわけではなく、ピッチ上にステージを組んで観客を入れるような大規模運用は現時点では想定されていない。現状は周辺特設会場での実施が主体である。
今後の課題と注目点
ビバラ2026の成否は、音楽ファンとサッカーファン双方の理解を得られるかにかかる。スタジアムの“聖地性”と、施設維持や稼働率向上のバランスをどう取るかが問われる重要な節目となる。
万が一、ピッチを含むスタジアム本体の使用が検討される場合、サッカーファンとの摩擦は避けられず、今後の多目的化議論に影響する可能性がある。まずは、ビバラ2026が周辺特設会場で無事開催されるかが、複合化への第一歩としての試金石となるだろう。
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