
下位勢を相手に勝ち点を積み上げたい:柏レイソル
残りの対戦カード:G大阪、横浜FC、名古屋、新潟、町田
上位4クラブの中で、唯一直接対決が残されていない柏レイソル。残りの対戦カードには、現在残留争い中の横浜FCやアルビレックス新潟との対戦も控えているが、今季の戦績はいずれも引き分け。さらに同じく下位に沈む名古屋グランパスにも前半戦のゲームでは先制を許すなど、決して楽な相手が並んでいるわけではない。
今季の柏は、かつて浦和レッズや徳島ヴォルティスを率いたリカルド・ロドリゲス監督を招聘し、17位で薄氷を踏む残留だった昨季からの立て直しが注目された。そうした状況を踏まえれば、シーズン最終盤を3位で迎えている現状は、十分に評価できる成果と言えるだろう。
しかし、ここまで来たからには2011シーズン以来となるリーグ優勝を狙いたいところ。優勝争いのライバルである他の3クラブはいずれも直接対決を残しており、勝ち点を取りこぼす可能性もある。そのわずかな隙を確実に突いて逆転優勝を果たすためには、第27節の浦和レッズ戦で見せたような粘り強い戦いを続け、確実に勝ち点3を積み重ねていくことが求められる。

3連覇に向けて最後の試練:ヴィッセル神戸
残りの対戦カード:鹿島、新潟、G大阪、FC東京、京都
史上2クラブ目の3連覇を目指して戦う今季のヴィッセル神戸。ここまで4位と順位あるいは首位との勝ち点差の上では目標まであと一歩に迫っているように見える。しかし、残りの対戦カードにおける今季の戦績は1勝1分3敗。ライバルたちと比べても、勝ち点の積み上げに苦戦しそうな相手が並んでおり、不安要素は大きい。
直近の5試合を見ても、第31節の東京ヴェルディには大勝したものの、柏には引き分け、浦和には敗れている。さらに勝利を収めたサンフレッチェ広島戦や清水エスパルス戦でも土壇場まで引き分け濃厚な試合展開となっており、綱渡りの白星確保だったと言わざるを得ない。
その上で残り5戦の対戦カードに目を向けると、特に今季の結末を左右しそうなのが次節の首位・鹿島との直接対決だ。今季前半戦では敵地で0-1と惜敗したこのカードで敗れれば、鹿島との勝ち点差は8へと広がり、優勝戦線から脱落との見方が強まるだろう。鹿島は、神戸がいま目指す「リーグ3連覇」を史上唯一成し遂げたクラブ。その絶対王者を相手に、自らもその高みにふさわしいことを証明できるか。王者神戸が、最後の試練に挑む。
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