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「セレッソ大阪が…」ラファエル・ハットンの去就を海外報道「欧州での…」

ラファエル・ハットン 写真:Getty Images

 ブラジル1部ECバイーアからセレッソ大阪へ期限付き移籍中のブラジル人FWラファエル・ハットンは、現時点でC大阪残留の可能性が不透明。アルビレックス新潟時代以来となるJリーグ再挑戦で結果を残している同選手の今後について、海外メディアが報じている。

 ブラジル『ecbahia』は10月12日、ハットンの現状や去就に関する特集記事を掲載。「彼は今季、キャリアで最多のゴールを記録している」「13ゴールと、J1得点ランキングで3位につけている」などと、C大阪での活躍ぶりを紹介した上で、C大阪残留やバイーア復帰の可能性についてこう綴っている。

 「現在、ハットンはバイーアとの契約を2026年末まで残しており、バイーアが望めば復帰の可能性もある。一方で、C大阪がレンタル契約に定められている買い取りオプションを行使する形で残留を打診する可能性も十分にある。2025年6月のインタビューで、本人は日本での生活とプレーに満足しているという考えを示していた」

 「『今はいい状態だ。バイーアとの契約もあるし、こちら(日本)でもいい契約がある。もちろんまだここ(C大阪)にいたい気持ちもあるが、今は落ち着いて、自分のやるべきことをやっている。ゴールを決め、チームの勝利に貢献できていて嬉しい。将来のことは神のみぞ知るが、今は日本でとても幸せだ』と語っていた。J1という注目度の高い舞台で活躍している彼には、他国からの関心も向けられている。長い欧州での経験も背景に、今後の動向が注目される」

 なお、ブラジル『ge』で10月7日に掲載されたインタビュー記事によると、ハットン本人は「もし可能なら日本・セレッソでもっと長くプレーを続けたい。妻も娘たちも家族全員がすっかり日本の生活に慣れた。クラブや周囲からも温かく迎えられて、本当に幸せだよ」などと、C大阪残留への思いを語っている。