
サンガスタジアム by KYOCERAで行われる京都サンガのJ1リーグ公式戦で、チケットの転売行為が発生。J1最終節(対ヴィッセル神戸)を対象としたチケットでは、スポンサー社員や関係者とみられる人物による出品も確認されており、波紋を呼んでいる。
チケット仲介アプリ『チケジャム』では、10月25日開催の鹿島アントラーズ戦や、11月9日開催の横浜F・マリノス戦、それに12月6日開催のJ1最終節・神戸戦のチケットが早くも転売。鹿島戦でメインS指定席が1枚あたり11,000円で販売されるなど、定価を上回る金額で出品されている。
このうち、神戸戦ではメインS席指定のスポンサーチケットが2枚20,000円で出品。京都のスポンサー会社の社員、もしくはスポンサー社員の関係者による転売行為とみられるが、ネット上ではチケジャムの京都ホームゲームの転売チケット一覧を表示した画面が拡散されている。
Jリーグ公式戦を対象としたチケット転売行為は、深刻な問題に。すでに複数クラブが声明を発表しているが、このうちサンフレッチェ広島は2025年7月、エディオンピースウイング広島で行われるホームゲームを対象としたチケットの転売行為についてこう警告している。
「サンフレッチェ広島は、サンフレチケットサービス利用規約およびサンフレッチェクラブ会員規約において、観戦チケットの転売行為を固く禁止しております。転売の確認がとれた場合には、返金を伴わない当該チケットの無効化のみならず、返金を伴わない会員資格の無効化および強制退会処分、当該チケット購入者が保持する全てのチケット(シーズンチケットを含む)の返金を伴わない無効化措置等を講じてまいります。悪質な事案に対しては、顧問弁護士、警察とも連携し、然るべき対応をしてまいります」
スポンサーや関係者を含め、クラブを支える立場の人々こそ、フェアな観戦環境を守る責任を自覚すべきだ。チケット転売は単なるルール違反にとどまらず、クラブとファンとの信頼関係を損なう行為である。京都サンガをはじめとする各クラブが毅然とした姿勢を示し、健全なスタジアム文化を取り戻せるかが、今まさに問われている。
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