
プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表MF三笘薫は、今2025/26シーズンここまで、リーグ戦6試合で1ゴール1アシスト。2022年8月のニューカッスル戦で途中出場デビューを果たして以来、公式戦114試合で25ゴール21アシストを記録してきたが、今シーズンは本来の鋭さを欠いている。9月28日のチェルシー戦(3-1)では軽い打撲を負い、10月に行われる日本代表のパラグアイ戦とブラジル戦には招集されていない。
そんな中、三笘の不調の要因について、ブライトンを率いるファビアン・フルツェラー監督は、左サイドでの連携面の変化を挙げたとUKメディア『SussexWorld』が伝えた。
過去2シーズン、三笘はDFペルビス・エストゥピニャンと高い連携を築いていたが、クラブは今2025年夏の移籍市場でエストゥピニャンをセリエAのミランへ放出。フルツェラー監督は「我々のアプローチは変わっていないが、選手が変われば関係性を築き直す必要がある。ペルビスと薫は長く一緒にプレーし、互いの動きを理解していた」と述べ、連携面の影響が三笘のパフォーマンスに表れているとの見解を示した。
左サイドバックには、移籍金約1,300万ポンド(約26億円)で加入したDFマクシム・デ・カイペルが起用され、序盤戦で好印象を残したものの、膝の負傷により欠場が続いている。左サイドの人選と連携再構築が、三笘の復調を左右する要素となりそうだ。
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